水陸両用で速乾性に優れ、タフで軽量な素材を使用している、夏の短パンとして最強なPatagoniaのバギーズショーツ。
同じような機能的なショーツはたくさんのメーカーから出ておりますが、どれを選んでよいのか迷ってしまいます。
私も散々悩みました。というか毎年悩みます!
今回は最強と呼ばれるパタゴニアのバギーズの対抗馬として私の大好きなL.L.BEAN(エルエルビーン)のサプレックス・ショーツをピックアップしパタゴニアと比較してみます。
サイズ感やディテール、素材や価格、実際に自分で実験した速乾性の性能も比べています。
目次
サイズ

まずは一番大事なサイズです。
これを間違えてしまうとどんなに気に入った服でも長くは着れない事が多いですよね。
patagonia(以下PA)はxsサイズ、L.L.bean(以下LL)は一番小さいサイズがSだったのでそちらを購入。
PA バギーズ・ショーツ 5インチ xsサイズ
ウエスト 32cm
股上 29cm
股下 13cm
裾幅 30.5cm
LL クラシック・サプレックス・スポーツ・ショーツ 6インチ sサイズ
ウエスト 36cm
股上 30cm
股下 15cm
裾幅 31cm
サイズ感
LLのSサイズはPAのSサイズとだいたい同じサイズですが、着用するとシルエットが違うので若干イメージが変わります。
LLの方が腰からももにかけてシュッとしています。
対してPAはやや丸みを帯びたようなフワッとした形です。
実際バギーズショーツの一つ上のSサイズを穿いたら、ややダボっとしてる印象だったのでXSを購入しましたが、LLのSサイズは違和感なく着ることができ、PAのXSと比較しても着用感も変わりなく着られます。
丈の短さにやや抵抗がある方も多いと思います。
PAは丈を少し長くしたメンズ・バギーズ・ロング 7インチ(股下18cm)
LLは8インチ(股下20cm)があります。
価格
PA メンズ・バギーズ・ショーツ 5インチ
7020円(税込み)
LL サプレックス・ショーツ 6インチ
5292円(税込み)
LLは春からずっと10%オフで販売してくれています。ありがたいです!
公式サイトではPAは15000円以上、LLは5000円以上で送料無料です。
素材
どちらもサプレックス・ナイロン製。(大きく分けると同じ素材だと思います)
丈夫で軽量、さらに撥水加工されているので、速乾性に優れています。
触った感じだと、PAは柔らかい、LLはパリッとしているイメージ。
では撥水性がどの程度か、それぞれに霧吹きをシュッとかけてみます。


どちらも当然しっかりと水を弾いてくれ、上からタオルでサッとこするだけで水滴はなくなります。
画像では伝わりにくいですが、直感的な印象だとLLの方がより撥水に優れていると感じました。完全に水を弾いている感がすごいですw
ディテール
では、それぞれ細かい所を画像で比較していきます。
ロゴ


ロゴ付きはやはり嬉しいポイントですね。
LLの縫い目から折り返した裏地が見えていますが、アメリカン縫製という事でそれも『あじ』としておきましょうw
因みにPAは内側のこしにもPatagoniaタグがあります!
ヒップポケット


裏側
縦はほぼ同じ大きさですが、横幅は約1cm程度 LLの方が広い作りです。
フロントポケット


PAは内部の角にメッシュを施した水はけがよく、水の抵抗を防ぐよう配置している仕様です。
LLも 水はけの良いメッシュ・パネル付き 。
メッシュライナー

patagonia L.L.Bean
PAの方が耐久性はありそうな素材です。LLは比べるとやや頼りない感はあります。
ウエストバンド&ドローコード

伸縮性のウエストバンドはパタゴニアの方が細かいウェーブですが、どちらも紐を結ばなくてもしっかりフィットします。
内側のドローコードはパタゴニアの方が太いですが、特に変わらない同じ機能でしょう。
キーループ&小ポケット


前の記事でも紹介しましたが、PA 公式サイトでも紹介されていませんが(ウィメンズでは紹介画像で一瞬映る)右ポケットの内側にはゴム製のループが装着されています!
これはバギーズを紹介している各サイトでもよく出ているので知っていましたが、LLのポケットは実際に手に取って穿くまで全く知らないディテールだったのでビックリしました。


水着にもなるという事で、
PAキーループ。
LLはキーポケット。
ループだと引っ掛ける事しか出来ないが、ポケットだと鍵や小銭なんかも入れられるので便利です。
振動で面ファスナーが取れたとしても落ちる様な事もなさそうな作りで、個人的にはこちらが好きですね。
速乾性を比べる

水に浸す


一時間水に浸してみました。
途中浮いてきちゃうので何回か沈めております。
では出してみます。


やはりLLの方が撥水性があり、そこまでしみ込んでいる感は少ないです。
内側も見てみます。
PA LL
ライナーと腰バンド内側はしみ込んでいるのはどちらも変わりないです。
では次に軽くタオルで拭いてみます。
判りやすいようにロゴの付いている面のみタオルでポンポンと軽く拭きます。
PA LL
軽く拭くとPAはややしっとり、LLはカタディン山のロゴのみしっとりしています。
干してみる

天気は曇り、気温24度、湿度64%と洗濯物を干すレビューにはあまり適さない天気ですw
しかし干します!

キャンプやバーベキューなどのアウトドアで川に入った事を想定して干しました。
なので着用中ということで通気性も悪くし、裏返しもなし、もちろん脱水なしも無しなので、ビチャビチャな状態です。
、、、、、、、、、一時間後。
PAは全体的にまだ湿っています。
LLは表面は完全に乾いています。しかし中のメッシュはまだ湿っていました。
、、、、、、、、、二時間後。
PAも表面はほぼ乾いてきました。しかし中はまだ湿っています。
LLはメッシュもほぼ乾いてきて着用しても気持ち悪くないレベルです。
、、、、、、、、、三時間後。
PAもほぼ乾きました!
乾燥時間は天候も適さず少し弱いレビューとなってしまいましたw
自宅で洗濯をして干す際は裏返して通気性を良くして干せばすぐに乾きました。
まとめるとPAもLLもどちらも真夏の太陽の下だったら一瞬で乾くのではないかという印象です!
撥水性&速乾性に関してはLLの方が性能は上と感じました!
※追記
通常の洗濯をして、脱水してから干してみたらまさに速乾でした!
気温27℃でしたが日差しはあったのでどちらも数十分で乾きました。
真夏だと一瞬です!
雨や川で結構濡れても穿いている内に乾いちゃいます!
まとめ
patagoniaの長年愛されている名品バギーズとL.L.Beanのサプレックス・ショーツを比較してみました。
ブランド力やディテール、機能性、見た目(色、形)、もちろん値段によって優劣がそれぞれ付けられ、個人的な好みによってみなさん購入すると思います。
が、正直私的にどちらも甲乙つけがたい2商品です。
というか2つ購入して良かったです!
どちらを買っても後悔はないはずです!
しかし【人と被り難い】という点を考えるとLLの方がややおススメであります。(色展開がもう少し欲しいですが)
しかし、本当にこの L. L.Beanの短パンの情報が少ないですw
なんと雑誌GO OUTの特集『夏の厳選ショーツ キャンプで使えて、フェスで映える、ショーツ64本』に載っていなかったですもの!!
もちろんバギーズは他の夏のファッション雑誌にもだいたい毎回載っています。
ただ、どちらも本当に機能的で夏の短パンとしては最強な商品です。
CAMPやBBQなどのアウトドアからランニングやトレーニング、 自転車などなど、購入して損はない超超万能な短パンです!
購入を検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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