ご覧いただきましてありがとうございます。
前回はMsrのElixir™ 4 の購入の経緯や情報を記事にしました。
今回は設営方法や実際に使ってみた感想、細部の情報をまとめましたので、
msrのelixirシリーズを検討している方のお役に立てれば幸いです。
目次
MSR ELIXIR 4のサイズ
設営時のサイズは
縦3.75m x 横2.23m x 高さ1.21m
家族4人でぴったりサイズです。
収納の大きさ
ファミリーで使用できるテントとしては非常にコンパクトです。
重量:4.18kg
収納サイズ:56x17cm
実際に他の物と比べてみると
付属品
ポール×2(収納袋付き)
キャノピー(インナーテント)
フライシート
フットプリント
ペグ×10 (収納袋付き)
フットプリント付き、各収納袋付きはかなりありがたいですね!
設営方法
びっくりするほど簡単です。
慣れれば5分~10分で設営出来ます。
フットプリントとインナーテント
フットプリントは裏表が非常にわかり難いです。
メインポール
次はこの2本のポールをインナーテントとつなげてテントの骨組みを作ります。
四隅にあるウェビングの付いたステイク ループのグロメットにポールの先端を各々挿入します 。
赤いポールは赤いウェビングのグロメットへ挿入 もちろんグレーはグレーへ
3個目の挿入から少し力を入れて上に突き出すようなイメージでポールを曲げていきます
次はキャノピーについているクリップをポールにはめていきます。
こちらも色分けされているので何も考えずにサクサク作業できます。
赤のウェビングは赤のポール
グレーはグレーへ
リッジポール
そして、もう一本の節の細い方のサブポールを組み立てます。
メインポールの上を通り反対側へ
テント内の上と横の空間が広がり箱型に近い形になり完成です。
レインフライシート
必要ならここからフラシートをかぶせていきます。
フライシートの内側に赤いウェビングのグロメットが2か所あるので、先ほどの上部のサブポールに一緒に挿入します。
ピンと張るまで前室を引き出し、縫い目がフレームに重なるように位置を調整します。
そしてフライの内側にベルトが付いているので、メインポールに固定します。
これは色分けされてないですね
そして、通気口を2か所作ります。
左右にある赤いベルトを引っ張る 内側にもマジックテープで固定された物があるので そちらを引っ張るとポールになります 赤いベルトの内側にくっつけると お見事!通気口ができました!
あとはフライシートとキャノピーそれぞれに色分けされたクリップ?バックル?(名前が分かりません)をパッチンとはめていきます。
左右と入口にあるループもペグダウンして、それぞれバランスよく長さを調整して張っていけば完成です。必要ならサイドに付いているガイラインも張ると強風時も安心です。
付属のガイライン しわが多い、、、 入口はフライを束ねる用のループ付き
収納方法
設営とは逆の手順で解体していきます。
これで空気を抜きながら巻いていけば、収納袋と同じ大きさに畳め収納し易くなります。
しかし袋に突っ込んで調整すれば簡単に収納出来ます。
フライシートやフットプリントも同じような感じで畳んで収納してください。
注意点
簡単に設営できるのですが一点注意点があります。
様々な方のブログで散見される【ポールの破損】についてです。
他のテントでもそうですが、ポールは常にかなりの負荷が掛かっているので破損はつきものです。
ほとんどの破損は恐らくポールとポールの接続部が折れるといったことだと思います。
ただ原因はポールの強度ではなく、ポールがしっかり接続できていないで負荷が掛かる事ではないでしょうか?
例によってこのエリクサーでも接続時にかなり注意をしないといけません。
もちろん皆さんもポールを組み立てるときにしっかりと接続しているか確認していると思います。
しかし、キャノピーを立ち上げる時とかに必ず少しズレます!
隙間が空いて接続が甘くなってしまうんですね。
このまま使用を続けると、間違いなくポールの変形や最悪破損となってしまうので、メインポールを立ち上げたらちょこちょこチェックして緩んでいたらしっかりと奥まで差し込んでください。
ポールを立ち上げた後に全部差し込んでしまえば緩むことは無いと思います。
デメリット
シッパーが開け難いです(笑)
とうか、持ちにくい。
経済的余裕がある方はこちらに変えるとかなり使いやすくなるようです。
全部変えるとなると相当な数が必要ですね!
あとは写真で分かる通りフライシートがなかなかピン張り出来ないという点。
これは素材や形も影響があるのでしょうが、単に私の技術のなさが大きいですね(笑)それぞれの引っ張る力のバランスの調整が難しいですね。
しかし個人的にはフライシートを被せないインナーテントだけの姿の方が好きです!(言い訳ではないですよw)
テント内から見る青空や星空に子供は大喜びでした。
あとのデメリットは見当たりません!
elixir 4 新モデルと旧モデルの違い
因みに私が購入したのは廃盤となった旧モデルです。
廃盤といってもまだ在庫があるショップはありますね。
MSR/エムエスアール Elixir 4/エリクサー 4 テント 【日本正規品】posted with カエレバ Heimat berg YahooショッピングAmazon楽天市場
いつのまにかリニューアルされて、フライシートの色も赤が入っていましたので分かる範囲で変更点をまとめてみます。
変更点
まずは見た目通り、前室の形と色が変更されています。
6角形だったのが8角形に変更。それにより前室がかなり広くなっていますね!
2本分ペグダウンが増えましたが、耐風性は若干増しているのでしょうか?
恐らくフライシートの大きさも若干大きくなっているので、総重量や収納サイズも少し変わってきています。
使用している材質はほぼほぼ一緒、フロア面積や高さも全く一緒です。
下記が異なる点です。
重量
新モデル:4.26kg
旧モデル:4.18kg
収納サイズ
新モデル:56x20cm
旧モデル:56x17cm
前室面積
新モデル:2.27㎡
旧モデル:1.67㎡
前室容積
新モデル:850L
旧モデル:538L
重さやサイズはあまり違いは判らないと思いますが、前室の大きさは違いますね。
ただ、エリクサー1やエリクサー2のソロやデュオ用のテントなら前室は広い方が便利だと思いますが、ファミリーキャンプで広い前室っていりますかね?
アメドを使っていた時も広い前室は不要で、その分コンパクトにしたいと考えていました。どちらが良いかは キャンプスタイルによって 分れるところです。
フライシート
材質は全く同じです。
上記で説明した通り設営時はバックルでパチンと止めていましたが、新作はフライシートもポールエンドに引っ掛ける仕様なっております。
どちらも設営の簡単さは変わらないと思いますが、バックルは万が一破損したら使用できなくなる事を考えるとほんの少し新作の方が安心ですね。
ジッパープル
なんと新作はインナーテント入口内側のジップ4個だけですがMSR純正の蓄光タイプです!
これは非常に羨ましいです!
なくてもいいけど、あったら嬉しい物ですね。
個人的な見解
スペックは正直どちらでもいいですw
大差ありません。
そうなると見た目が決め手ですね。
新モデルの赤い入口は実際見たことがありませんが、どうなのでしょうかね?
もう少し赤の面積が少ない方が良い気がするのは私だけでしょうか?入口片側だけとか。ウルトラマン感がやや強いですw
ネットで調べても片側からの入口だけの写真しか見えない事が多いので、横から見た画(左右が入口で赤い)がどうなるかと、エリクサーの高評価な点の夜内側からライトアップした時の姿がポイントな気がします。
見た目は個人的には旧モデルが好みですけど、どちらも間違いなくかっこいいです!
新モデルならヨーロッパ限定モデルが欲しいですね!
まとめ
どうでしょうか?
MSR エリクサー4の魅力や設営方法など少しでも伝わりましたでしょうか?
私は設営時間が短くなり、収納が非常にコンパクトになったのが本当に嬉しいです。
真夏に汗だくになって説明書とにらめっこしながら永遠とテントを組み立てているお父さんをみなさんも見たことがあると思います。
で、奥さんもだいたいイライラしてますよね(笑)
せっかの楽しいキャンプのスタートで雰囲気が悪くなるのは厳しいですよね。
個人的には設営時間が半分、いや1/3になったと感じています。
さらにMSRのテントは夜暗くなってから、テント内の明かりで照らされた姿が非常にかっこいいと思っているので、暗くなってかも楽しみがあります。まあ自己満の世界ですね。
ソリスシルもそうですが、購入して一切後悔のない家宝となるキャンプギアです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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